◆「売り物は時間!」◆
2001年6月22日テレビ東京の番組で、ナビゲーター21を見ました。買い物を楽に済ませたい、などの時間を重視した需要に対するビジネス。
私が気になったのは2つ。
ひとつは注文から2時間で届けてくれるサービスを行っているTOTTOKO。知らぬ間にうちのポストにも入っているのですが。私はまだ学生ですし、安さを求めて少し遠いところにでも足を伸ばして買い物をすることが多いです。日用品ならスーパー、不精なときでもコンビニ行けば当座の品はありますしね。
さて、このサービスは働いている方にターゲットを置いています。既存の通販サービスは注文してから数日のディスタンスがありましたが、こちらは2時間。企業コンセプトに「人間の衝動欲求は2時間まで」というのがあるそうです。ふむ、なるほど。事例では休日の時間を有効に使いたい女性が取り上げられていました。時間を無駄にしたくないから、買い物に掃除や洗濯の時間を取られたくない、と。
もうひとつは15分で2500円のメイクを提供しているところ。実はサイドビジネスで、本業はシャツを売っているブティック。
ただアフター5にメイクしてもらって出撃(いや失礼)する目的だけでなく、消費者にとってはチーク、リップ、シャドウなどの化粧品のデータを得ることができるのです。又、プロの技を仕入れる機会をも得ることが出来るわけです。くわしくは知りませんが、デパートの1階フロアって化粧品のセールスしてる人いません?今まではメイクしてもらったら、買わなくちゃいけない強迫観念ありましたよね(?)。でもこれなら気軽に行けるわけです。店側としても、ブースの一角にレシピに記された化粧品を扱っているし、シャツの方も相乗効果で売れるのでこれまた良し。
以前、私がアルバイトしていたところではCD、ビデオ、書籍、ゲーム等を扱っていました。店側の思惑として、全てのアイテムが相乗効果を生むことを期待していて、果たしてそのとおりになっていました。私は店のコンセプトを100%理解していたつもりでしたし、事実配属された売り場でもアイテムの特性を引き出して、お客様と店を繋げる活動・接客を行っていました。
ただひとつ、私にはエゴがありました。
扱っているアイテムは、全てエンタテイメントの範疇です。ということは、それに費やすことの出来る時間は限られていくはずです。ならば、商品ごとの販売シェアを軸とするのではなく、時間をどれだけ自社で扱っているアイテムでシェアできるか、を見据えた方がコンセプトを打ち出しやすいのではないか、と考えていました。
そこに飛び出してきた潮流が、iモードでした。モニタの前に座する時間、ヘッドフォンをかける時間。椅子に座ってページをめくる時間。これらの専業に時間を費やすスタイルから、行動と行動の合間、ニッチ的ともいえますが、にチャンスを見出したモデルに興味を持ちました。
これが契機でネットとモバイルを使ったベクトルに関心を払うようになってきました。ま、私は私でアイテムを売りつつ、時間の使い方の提案をしていたつもりでいたのですが。まぁ、そんな押し付けがましい能書きはどーでもよくて、コレ面白いなー、って没入している姿を想像することが楽しかったですね。このことによって「君が推薦してくれたやつ、面白かったよ〜」とか「アレは合わなかったよ」とか云ってくれる常連客を獲得できたことが財産だった、と今では思っています。
あ、時間は売り物、でした。脱線するのがもう定番ですね。最後まで読んでくれるだけでも、幸ありです。と、これ読んだ時間は意義ありましたか?
ではでは(あったらいいな〜♪)。
私が気になったのは2つ。
ひとつは注文から2時間で届けてくれるサービスを行っているTOTTOKO。知らぬ間にうちのポストにも入っているのですが。私はまだ学生ですし、安さを求めて少し遠いところにでも足を伸ばして買い物をすることが多いです。日用品ならスーパー、不精なときでもコンビニ行けば当座の品はありますしね。
さて、このサービスは働いている方にターゲットを置いています。既存の通販サービスは注文してから数日のディスタンスがありましたが、こちらは2時間。企業コンセプトに「人間の衝動欲求は2時間まで」というのがあるそうです。ふむ、なるほど。事例では休日の時間を有効に使いたい女性が取り上げられていました。時間を無駄にしたくないから、買い物に掃除や洗濯の時間を取られたくない、と。
もうひとつは15分で2500円のメイクを提供しているところ。実はサイドビジネスで、本業はシャツを売っているブティック。
ただアフター5にメイクしてもらって出撃(いや失礼)する目的だけでなく、消費者にとってはチーク、リップ、シャドウなどの化粧品のデータを得ることができるのです。又、プロの技を仕入れる機会をも得ることが出来るわけです。くわしくは知りませんが、デパートの1階フロアって化粧品のセールスしてる人いません?今まではメイクしてもらったら、買わなくちゃいけない強迫観念ありましたよね(?)。でもこれなら気軽に行けるわけです。店側としても、ブースの一角にレシピに記された化粧品を扱っているし、シャツの方も相乗効果で売れるのでこれまた良し。
以前、私がアルバイトしていたところではCD、ビデオ、書籍、ゲーム等を扱っていました。店側の思惑として、全てのアイテムが相乗効果を生むことを期待していて、果たしてそのとおりになっていました。私は店のコンセプトを100%理解していたつもりでしたし、事実配属された売り場でもアイテムの特性を引き出して、お客様と店を繋げる活動・接客を行っていました。
ただひとつ、私にはエゴがありました。
扱っているアイテムは、全てエンタテイメントの範疇です。ということは、それに費やすことの出来る時間は限られていくはずです。ならば、商品ごとの販売シェアを軸とするのではなく、時間をどれだけ自社で扱っているアイテムでシェアできるか、を見据えた方がコンセプトを打ち出しやすいのではないか、と考えていました。
そこに飛び出してきた潮流が、iモードでした。モニタの前に座する時間、ヘッドフォンをかける時間。椅子に座ってページをめくる時間。これらの専業に時間を費やすスタイルから、行動と行動の合間、ニッチ的ともいえますが、にチャンスを見出したモデルに興味を持ちました。
これが契機でネットとモバイルを使ったベクトルに関心を払うようになってきました。ま、私は私でアイテムを売りつつ、時間の使い方の提案をしていたつもりでいたのですが。まぁ、そんな押し付けがましい能書きはどーでもよくて、コレ面白いなー、って没入している姿を想像することが楽しかったですね。このことによって「君が推薦してくれたやつ、面白かったよ〜」とか「アレは合わなかったよ」とか云ってくれる常連客を獲得できたことが財産だった、と今では思っています。
あ、時間は売り物、でした。脱線するのがもう定番ですね。最後まで読んでくれるだけでも、幸ありです。と、これ読んだ時間は意義ありましたか?
ではでは(あったらいいな〜♪)。
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