契機は私的発端です。朧に表現する必要があるので、もし読みづらい点ありましてもご了承ください。


未知の領域に踏み出すときに必要なものはなんでしょうか?

チャレンジ精神?好奇心?今まで培った経験則を生かすことの出来ない戦場に飛び込むのは、確かに心ぐらつくでしょう。

ただ、不安な気持ちを静めて、あたりを見回してみれば、挑戦するのはあなた一人ではないと知ることができるでしょう。ネットも有効に生かすことが出来るジャンルになるでしょうね。

同じ境遇に在る人達が集まって、一つのフォーラムを結成することは自然な流れです。ホッっとして、本音を吐露することもあるかと存じます。

「こういうとき、どうしたらいいでしょうか」

確かに、あなたの自然な欲求です。私は以前、ネット世界はあなたのための自動販売機ではない、ということを言いました。お願いしたら当然返事が返ってくると当然のように見なすな、と。今回、これより少しレベルの高い話をあなたにしなくてはなりません。レベルといっても、私の話が高級なのではなく、あなたに求める水準が高い、ということです。そしてこれは何より説教ではなく、むしろお願いです。

迷い、知ろうと欲したとき、フォーラムに他人のやり方を求めることは果たして誰かのためになるのでしょうか。無論、みんな、とはあなたも含まれているのは言うまでもありません。新規にノウハウを積み重ねていって、膜を重ねるように成果を重ねて高めていくのはDNAに記された当然の行動様式です。

しかし、それが求めることとリンクするかは、疑ってかからなければなりません。未知の領域に求める者は、まず己を第一のサンプルとして呈する覚悟がなければ、意味も意義も付いてくることは無いでしょう。ノーリスクノーリターンを指しているのではありません。陳腐にVHSとβの例を出さねば解からぬほど愚かではないと信じています。

知識とは求めるものに与えられる(必要条件)。知を築くものは自ら行うことの後ろに付いてくる。

対岸にいる私の立場は不遜ですが、あなたには足を踏み出すことを期待せずには要られません。ノウハウは2番手以降の者に必ず敷設されます。考えようによっては、あなたは自由です。あなたのやり方が世界のメジャーになることも充分有り得ます。どうせノウハウなんていうものは厚みが低いうちは外因の風に簡単に吹き飛ばされてしまうものなのですから。未知の領域が安定した評価を得るまでの期間は、そうは長くは無いでしょう。あなたが不安だと感じているソレはxyz軸が確かに有り、限られたものなのです。

さぁ、今の一歩を。引き返すことは適わぬそれですが、確実に前に進む一歩です。数ヵ月後のあなたを、一緒に戦場を歩むのではなく、遠ざかっていく背中を見なくてはならないのは口惜しいと感じます。わがままなお願いをお許しください。冗長に願わくば、勝利の栄冠を手にして、初めて振り返るその笑顔を期待して。


人類の歴史とは不便なものですね。高望みする私が悪いのか。でもそう考えると、学ぶこと、って非常に効率の良い作業で、研究すること、って歴史になる作業なんですね。いいなぁ。

そんな世の中に育てられたことを感謝して。ではでは。

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