◆呼吸のリズムを彼の者に合わせよ◆
2001年7月5日大学では前期試験が近づき、にわかに活気を取り戻してきています。人と夏の熱気に励まされて、私もまだまだまだやれ〜る〜よ〜、と自ら鼓舞しております。
いまさらながらに各科目の教授の授業の姿勢を分析してみました。板書写して、話をメモとって、こんな純粋に学問できている時間が大変いとおしく思うのです。そのため、授業では自分自身にも一つ、課題を与えることにしました。
分析。
教授のティピカルな知識伝達コンセプトを把握すること(別に口癖を数えたりはしてませんよ〜)。普段の読書で私がいつものように行っている作業、作者と対話すること、をこの方面に当てはめてみました。
授業は研究のオマケと捉えていると推測される教授も未だにいますが、事実の説明を人の歴史の積み重ねによって語ろうとしている方もいらっしゃって、大変励みになりました。贅沢な時間の使い方だな、と自分でも思いました。あと半年しか残されていませんが。日本人だから、子供っぽいから、余計淋しさを味わっているのだろう、とはわかっていますけど。あ、淋しい、って肌に合う言葉かも・・・(sentimentalじゃぁ伝わらないね)。
こんな風に、クーラーの効いた大教室で勝手に教授に挑戦して、勝手に感心してました。来年はきっと熱いアスファルトの上を駆けずり回ってるんだろな、ウンウン。
だから真面目な学生の象徴である、ってことは当然無くて、テスト直前になったので必要な教科書を探して生協・書店を今になって駆けずり回りました<(*o*;)>
さて、いつものように電車での帰途。
またまたいつものように森氏の「私的誌的ジャック」を読みつつ、一駅乗り過ごしたり無かったり、スーパーで買い物して麦茶の安さに驚いたり(1.5リットルで98円!)。
先の大学の授業で「対象物の捉え方」に有用性を見たので、今日のネットではそれについて見ていこう、と考えました。趣味と題材を共有する分野ってことで、森氏著作の批評・感想を見て、自分とのエッジを明らかにしてみようと試みました。で、私のブックマークからbk1(リンク)の読者書評投稿をスレッドに選びました。無名の素人、ってとこが先入観なくて良さげだったので。
ふむ、なるほど、他の人はこういう風に読むのか〜、なんて思ってたら意図が意味なさないので、その感想以外にも投稿者のパーソナリティとバックグラウンドを読み解く手法を採りました。そうです、本と変わらず、対話するかのごとく、です。
勿論、森氏は戦略的な文筆家なので、ミスリーディングさせられて逆トリックに陥って終わっている投稿者も見受けられました。なるほど〜、この人はこういうのを重視しているのか、とか、意図された設計を看破して小説そのものをヒトコマと捉える方もいました。できるだけ、その人個人がどうやってその感想に辿り着いたのか、をトレースしてみる。うーん、楽すぃ〜!PS2みたいにリアルに近づけた記号なんてなくても、脳裏でシミュレートするだけで面白さを描けるもんですね。
うんうん、後で私も投稿してみようかな♪、と、その前に試験勉強だけど・・・。ま、次は「封印再度(WHO INSIDE)」かー。筆の速い著者で良かった、楽しみがなかなか終わらない〜!あ、ちなみに私は「まどろみ消去」(短編集)結構好きな人。”キシマ先生”とか”やさしい恋人へ僕から”、”真夜中の悲鳴”は森氏にやさしく騙されながらも、彼の一部分を垣間見た気がします。ゆえに。
ま、こんなことで楽しめるカネのかからない人です、私は。ではでは。
いまさらながらに各科目の教授の授業の姿勢を分析してみました。板書写して、話をメモとって、こんな純粋に学問できている時間が大変いとおしく思うのです。そのため、授業では自分自身にも一つ、課題を与えることにしました。
分析。
教授のティピカルな知識伝達コンセプトを把握すること(別に口癖を数えたりはしてませんよ〜)。普段の読書で私がいつものように行っている作業、作者と対話すること、をこの方面に当てはめてみました。
授業は研究のオマケと捉えていると推測される教授も未だにいますが、事実の説明を人の歴史の積み重ねによって語ろうとしている方もいらっしゃって、大変励みになりました。贅沢な時間の使い方だな、と自分でも思いました。あと半年しか残されていませんが。日本人だから、子供っぽいから、余計淋しさを味わっているのだろう、とはわかっていますけど。あ、淋しい、って肌に合う言葉かも・・・(sentimentalじゃぁ伝わらないね)。
こんな風に、クーラーの効いた大教室で勝手に教授に挑戦して、勝手に感心してました。来年はきっと熱いアスファルトの上を駆けずり回ってるんだろな、ウンウン。
だから真面目な学生の象徴である、ってことは当然無くて、テスト直前になったので必要な教科書を探して生協・書店を今になって駆けずり回りました<(*o*;)>
さて、いつものように電車での帰途。
またまたいつものように森氏の「私的誌的ジャック」を読みつつ、一駅乗り過ごしたり無かったり、スーパーで買い物して麦茶の安さに驚いたり(1.5リットルで98円!)。
先の大学の授業で「対象物の捉え方」に有用性を見たので、今日のネットではそれについて見ていこう、と考えました。趣味と題材を共有する分野ってことで、森氏著作の批評・感想を見て、自分とのエッジを明らかにしてみようと試みました。で、私のブックマークからbk1(リンク)の読者書評投稿をスレッドに選びました。無名の素人、ってとこが先入観なくて良さげだったので。
ふむ、なるほど、他の人はこういう風に読むのか〜、なんて思ってたら意図が意味なさないので、その感想以外にも投稿者のパーソナリティとバックグラウンドを読み解く手法を採りました。そうです、本と変わらず、対話するかのごとく、です。
勿論、森氏は戦略的な文筆家なので、ミスリーディングさせられて逆トリックに陥って終わっている投稿者も見受けられました。なるほど〜、この人はこういうのを重視しているのか、とか、意図された設計を看破して小説そのものをヒトコマと捉える方もいました。できるだけ、その人個人がどうやってその感想に辿り着いたのか、をトレースしてみる。うーん、楽すぃ〜!PS2みたいにリアルに近づけた記号なんてなくても、脳裏でシミュレートするだけで面白さを描けるもんですね。
うんうん、後で私も投稿してみようかな♪、と、その前に試験勉強だけど・・・。ま、次は「封印再度(WHO INSIDE)」かー。筆の速い著者で良かった、楽しみがなかなか終わらない〜!あ、ちなみに私は「まどろみ消去」(短編集)結構好きな人。”キシマ先生”とか”やさしい恋人へ僕から”、”真夜中の悲鳴”は森氏にやさしく騙されながらも、彼の一部分を垣間見た気がします。ゆえに。
ま、こんなことで楽しめるカネのかからない人です、私は。ではでは。
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