▼・・・。


プチン。

ツーツー。

財布を落としました。注意力が散漫でした。金銭的損失は数千円、ですが各種カードを喪失したことのほうが問題が大きいです。

学生課に届を出して、郵便局に電話をかけてカードの利用を止めてもらう。寄り道した店の店員さんに一応声をかけて、交番に遺失物の届けを出す。

免許証の再発行のためにもう一度鮫洲に行かなくてはならない・・・。費用も3500円かかってしまうし。ツタヤの会員証ももう一度だろうな。ソフマップやビックカメラやら、貯めておいたポイントはもう諦めるしかないだろう。

と、まぁ感傷モード。

そんなことを遺失物届け書きながら考えてました。きっと、普段信じていない占いなんかに篭絡されてしまうだろう、とか。カード何枚、小銭いくら、など詳細に記入。学生証と定期は別の入れ物だったので大学のセキュリティゲートは通れるか。

もし、今、検問受けたら、私は自分を証明するものがほとんどないのでどうなるのだろう。誰かが私の背番号を詐称しているのだろうか。拾った方居たら、とりあえず交番に届けてくださいな。キャッシュカード類は既に止めてあるので無駄でござるよ、ああ悪意を持って見てるな、私。

アイデンティティの、外面の喪失。金銭面でのログを結ぶ線を失ったことで、一時期の空白。そしてゼロからやり直し。積み上げてきたものが飛ぶ。


・・・しかし、興味本位という姿勢までは変わらないもので、日本の「交番」システムをこれを機会に知ることになりました。遺失物の場合、届けられた物品は翌日に本庁(私の場合は警視庁)に送られ、ナンバーを付けられ保存されることになります。ですが、困ったときにほど頼ってしまう交番。スグに交番に「届いていませんか」コールするはずです。

ここがずれとなるのですが、モノが届けられた交番と、遺失物届けが出された交番が異なると、被害者にモノが戻る時間は大幅に遅れてしまいます。基本的に交番同士のネットワークは構築されていないのです。

なにせ、連絡手段は電話のみ。WANなんぞ構築のコの字もありません。企業としてねらい目といったらねらい目ですね。遺失物届けも、相変らず手書きだし。データとして端末に放り込む形になれば、瞬時にサーバーに登録されて各端末から参照できるのになぁ〜。モノの特徴からログを検索するのも簡単になるし。利用者とお巡りさんの両者がトクすることになる。・・・入社する企業で事業内容がそれと重ならないということもないので、やれるならやってみたい。私が損した分、社会的に利益を生み出してやるさ!(自暴自棄)

他人の心配の前に、落とすようなボケーっとしてるんじゃないよっ!、って自分でボケツッコミ中。なんだかな。ではでは。


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