▼一々感心してしまう聡明さ(無知の裏返し)

ロゼッタストーンを大英博物館で見てコメント。
「フランスは石に何が書かれていたかを版画にして持ち帰ったけど、イギリスは石そのものを持ち帰ってきた。コンテンツが重要なことであって、メディアを持つことが意味があると思う古い思想を読み取れますね」

誰とはもはや云うまい・・・

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横から突発な用事と、怠惰にも欲望に流されてしまったので簡易版で失礼。

早朝DiaryNoteを巡回していると、風音さん(リンク)が“就活”で括った就職体験記を出版したらどうか、とのご提案。

私も8月に類似した内容を書いていますが、少し印象が違うのでメモ書き。

・DNサイトのジャンル分け機能を利用した編集志向は、ハードウェア的アプローチだと思える。ゲーム業界で言うと、SFCが出た当初は拡大回転機能を、PSが出たらムービーを、無意味やたらと利用したゲームが多く発売された。ハード的にこういうことができるから、という性能の試金石的意味合いのソフトが。風音さんの提案の批判ではなく、発想の起点がどこから生まれたのか、に対する分析です。

・仮に出版形式を採るとした場合、どのような編集方針を掲げるのか興味あり。コンスタントに書きつづけている執筆者をピックアップして、その人たちの就活を時系列順に追う形にするのか。就活を共通テーマとしながらも、村上春樹の「神の子はみな踊る」のようにメタファーな共通項として日常の機微を拾うのか。これから就活始める人向けに、特化して「就活応援日記」として、それを取り上げた日記を載せるのか。興味は尽きない。

・おもしろい、役に立つ。しかし、2年3年で使い古されるノウハウとなるのを防ぐため、同世代の奮闘記録、の意味合いを持たせられないか。この点は編集者の力量に依存、か。


少し外れますが、私の日記に限って云えば、特定の日にイベントを設定して、その日を強調・注力して書いているつもり。同様にHDに保存している他の方の日記も。

HDに保存している他の方の日記は、統計的に、8/15、9/12、10/1、が多い。勿論、意図的かつ多くなることを見込んでいるため。それらは具体的には「終戦記念日」、「米同時多発テロ」、「内定式」、がイベントとして発生している(テロの件は想定外でありましたが)。

私が保存する際、気に留めているのは「同じ情報をINPUTしても、それぞれOUTPUTが異なる」個性の人間性。この編集方針を基に、私のPCの中では、イベントという括りのテーマを付記された日記が閲覧できるようになっている。自分自身にしか意味のないことが分かっているので、読者層の設定も私に対してだけ(良くも悪くも割り切ってます)。

もし出版なりリンクページなり、形を持つことになるとすれば、どのような人が読者になるのかを想像するのが楽しい作業になりそう(予感)。少なくとも私は書店で手にとるだろうし、高い確率でオカネと交換するだろう。

まぁ、要は価値の交換なので、メディアは紙でもHTMLでも構わないと思われます、少なくとも私には。紙媒体を持つことに価値を持つ人もいることが分かっているので、発行部数(=損益分岐点)の設定も決まりやすいだろう。

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なんというか、個人的には前出の3つの日のためにこの日記を書きつづけて、その余白を埋めるための残りの日記であるとも、極論・長期的には、言えるかもしれません。極論による単純化は多くの場合において誤りが含まれているので気にすることはありません、よ。

・・・簡易版にする、といいながらまた1000字のラインが見えてきたような?とりあえず、ご提案には賛成一票。現実問題の厳しさは、カネなし時間ありの学生身分に頼ることも検討にいれましょうか。ではでは。

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