◆今日は山車の話でも。(11/14AM)◆
2001年11月13日▼珍妙な後悔とか。
オブジェクト指向の例えに人体を使うのは止めよう。
「例えば肝臓にバグがあったら人死んじゃうけど、オブジェクト指向なら肝臓だけ取り替えれば済むんだよ」
↑わっかりやすいけどさー。
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江戸系……種類の豊富さ
京都系……歴史の深さ
誤解を恐れず、非常に一般的かつ大袈裟にカテゴリ分けするとこんな感じになるでしょうか。もっとも私自身は全日本のうち関東以外はほとんど足を踏み入れたことがなく、自分の目で確認した訳ではないのですが。(ちなみに私、過去に「三重県って関西(言葉遣いも)圏内なの?」発言をかまして紀伊地方出身者に大顰蹙をかったことがあります。この場を借りて懺悔しますアーメン...)
私は生粋の関東人なのでここでは関東風の山車を中心に。関東、特に東京の神事は「神輿深川,山車神田,だだっ広いが山王様」と江戸っ子に評されることが多いのですが、実はそれ以外にも大きな特色があります。規模もそうなのですが、とにかく威勢のよさが半端でないということ。もともと江戸っ子には氏子各町や職人町人気質といった凄味の強い見得張り成分が含まれているのですが、さらに江戸城に入城にてその格付・番付を引き立てるのです。これは江戸だけの傾向だと私は思っていたのですが、以前に神田明神の棟梁として働いていた(今もやね?)職人気質の氏子さんも同様のことをおっしゃっていました。やはり、将軍様のお膝元の誇り、なのかもしれません。
・・・ふぅ。山車(ダシ)でございます。
コピペなのに時間かかってしまった〜。ぷこさん(リンク)すいません(*_*;
昨日のお話でやや「モチーフ」と「パロディ」の定義が分かり辛かったか、と思ったので補足的に。上記のようなものが「パロディ」。フレームワークをそのまま流用した、オリジナルが存在しなければ且つそれを知っていなければ、楽しむことが出来ないもののこと。
ちなみに「モチーフ」とは作品を表現するにあたり、他の何かからヒントを読み取れた中心思想のこと。昨日ので云えば、「データ改変業者を提訴した事実」から「主の保存本能に逆行した寄生行為」の中心思想を抜き出したことに当たります。
ついでに云えば山車も興味深いことに似ていて、「神の依代(よりしろ)として、祭礼のときに飾り付けて引き回す車」、神道らしさが良く出ています。神様に常世での仮の姿を纏って頂いて、五穀豊穣の願いを人々が楽しみ騒ぐことで奉る行為が、祭り。様々な人を祭り=政(まつりごと)としてまとめ団結させる力がありますものね。
更に更に(しつこい!)神田祭は焼失した山車を町民の力で復活させた愛着心と憧れなどを私は感じます。そんな風景を言葉で語るも粋ではないのでコチラを。
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↑RPの方が軽いですが、保存したい方はQTをお選びください(size 900KB、3.5MB)
もう晩秋だし祭りの時期じゃな〜い!とりあえず祭りのある年の5月頃に都内にいらっしゃる方はドゾ。ではでは。
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