◆内外の熱狂ラグビー・コロシアム。◆
2001年12月2日▼「アエラ」の電車の中吊り広告やっと見つけました。
“球団を買収したらキューダンされた”
↑なるほど・・・、とか云ってみる。
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2日分まとめて更新しております。で、スケジュール通り、早明戦(明早戦でもどっちでもよろしい←ワールドカップもそーですが)ラグビーの試合を見に行ってきました。
はっきり申しまして、ルール知りません。ノッコン、スローファード・・・な一部かい摘んだ知識しかありません。果たして競技場の観戦者の何割が同類であることかは存じませんが。映画一本ぶんのチケット代金でしたからそれなりのエンタであることは確かなようです。
千駄ヶ谷で下車するとそこは既に黒山の人だかり。警備・案内の係員が多数配置されています。在校生も卒業生も「この日は!」とばかりに集まりますからね〜。人波に任せて移動すると巨大な競技場が小豆色と紫色の旗に占拠されています。む〜、今年もスタンドはお祭りだ。早くも歌舞伎町に乗り込むと勇む友人をなだめて席を確保。試合が飲む口実、ってのにも言うことはありませんが・・・(=勝っても負けてもよい)。
試合開始。チアリーディングでは負けていた明治がスコア上優位に進めます。サッカーとは違い、オフサイドでボールを得たのにラインアウトを選んでしまう試合運びに少々不明瞭な感想を抱きつつも、ボールめがけて戦略と戦術を見つけようとする。タックルで潰されても、次から次へとボールを繋いでいく早稲田のボール支配力。愚直でも力強く前へ前へ進もうとする明治の執念。プレイ内容ではプロに劣るとしても、甲子園の球児へのそれと同様の思い入れが存在するものだ、と観察できます。
余談ではありますが、どうしてドラマティックな出来事をプレイから読み取ってしまうのでしょう?スコアで記録されるのとは別の、脳内麻薬を。パス回し、スクラム、トライ。それぞれが誰かの人生の一部分であるかのようです。TVでもそのように描写されることが多いですが、それならば試合もリアルタイムに中継するだけでなく、「今月のジャイアンツ」のように見る価値のある場面だけ編集して送るバージョンもあって欲しいかも。もしくは商業主義一辺倒になって9回までではなく、2時間で強制的に試合が終わってしまうルールを作るとか。遅延行為で退場!、とか有ったら面白そう(補充は無し・・・)。
・・・トライやキックを決めては肩を組んで校歌歌ってみたり。校歌のサビの部分しか知らない、ってのも何故か愛嬌。最後の学年だっていうのに、勿体無い気もしますが。
試合のほうはどうかというと、ロスタイムに入って早稲田が逆転。全焼優勝しました、アチチ!、全勝優勝を果たしました(フゥー)。
で、歌舞伎町組と分かれて信濃町方面から帰ることに。銀杏並木の景色がきれいですしね。少しばかり秋の残り香を味わいつつ、ピンボケ写真をパチリ。
なんだか夕陽が寂しく見えてくる季節ですね(悪い意味ではありません)。来賓席の向こうに落ちていく太陽に、まぶしさを防ぐ片手のひさしで、敬礼。
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皇室に女児誕生。森氏の日記の指摘はさすが。行き当たりばったりな政策と存じます。男児が生まれていたら皇室典範の議論なんて試みなかっただろうに。
昨年のブッシュVSゴアの大統領選挙運動のことを思い出します。内外で大きな揉め事がない、というのでどちらに転んでも変わらない、という風潮が一時期ありました。が、アメリカンスクールの生徒が「このような時期だからこそ、将来の計画を作っておくのよ!」という言葉に私はハッとさせられました。日本人に生まれて悔しい瞬間でありました。
radicalとconservativeとに区分したがる性癖、私にもあります・・・。ではでは。
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