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2001年12月3日

▼開発費、かかり過ぎでは?

いわゆる“ジンジャー”発表。120億円も研究開発に投資したのですか…。実売37万円ってことは…。

↑仕様用途のビジョンが明確なプレゼンでしたね。

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本日のトピック。

▼米エンロンが破産法申請 負債は米史上最大級の2兆円(出典:asahi.com)

“ジンジャー”に関しては誰かがより詳しい、もしくは好悪の判定を行っているであろうから省略。ただ、手にとって試してみたい興味心あり。

さて、エンロン倒産。秋田で発電事業を始めるとかどうとか、の計画があったのは知っていましたが白紙に戻るかもしれません(その公算高し)。今回、エンロン社が倒産に至った理由は不明朗会計による巨額損失、そしてそれに伴う出資者の利益保全行為。記録上はこのようになっています。

しかしエンロン社の命運に引導を渡したのは「格付け会社のランク引き下げ」ではなかったか、と私は考えます。あまりデリバティブには詳しくありませんが、「リスクを回避するための手法」と大まかに捉えています。格付け会社はそれを示すための一機関であり、投資家はそれら種ゝの情報を材料にして、より利益をもたらす先へ資本を移動する性質。つまり、格付け会社が企業に裁可を下した、ということになります。

これはまだ試論なのですが、グローバリゼーションの機能の一つに現行の「国家の機能性の移譲」があるのでは?、と考えています。どういうことかというと、三権分立、エンロン社でいうところの、司法の機能がグローバル経済において頭角を現してきたことになります。もちろん、現在の国家の果たす機能は留められます。しかし、自然発生的に行政・立法・司法、の機能性が経済分野においても発生してきている、とデータから観察できるかもしれない、と私は考えるのです。行政・立法に関しては割愛しますが(いろいろ当てはめて見てください)、今後さらに情報サービスを提供する格付け会社に権力が集中することになるでしょう。

んん〜、これだけで一本論文書けそう…。


ではでは。



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