◆DTNアーカイブ。◆

2001年12月18日
▼マックで小耳に挟んだ会話。

「趣味:マッチョ」。

??え〜と、なんだそりゃ。

↑携帯の占いサイトのようです。ちなみに“マクド”か“マック”か、で東西を分かつ研究をする人もいます・・・。

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あまりに更新していないので、マッチの先くらいの罪悪感が。有るかもしれない、と前向きに善処するよう検討します、ハイ、遺憾にも思います。

近頃一つのことしかしていない(生命維持活動を除いて)ので、文面に起こすようなイベントはない。なので、脳内のストックからアーカイブ。

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▼雑誌「グレートメカニクス」より

「…では、プレイヤーから“こうして欲しい”、”こんなことがしたい”等の要望はありましたか?」

「新しいコンセプトの提案、という意味ではありませんでした。」

(バーチャロン開発:亙重郎氏へのインタビューから)

↑アーケードゲームの続編に関して問われたときのコメントです。新作を作るときにプレイヤーの意見を吸い上げる場面が業務上、必ずあります。しかし、その場合に彼らが求めるものは“現バージョンのベクトルの延長線上”であることがあります。現在、マーケティング偏重で3ヶ月で打ち棄てられるゲームがほとんど。その原因はプレイヤー自身が作り出した閉塞感にある、ということを隠喩していたと読めました。

商業的以外にも、新コンセプトを打ち出すことは、今までの素材を流用すること以上のメリットがある、と述べておられました。加えて、プレイヤーの意見を抽出するのは十分条件で、必須なのは“開発者が現場に行くこと”を強調。自分の目で問題点を発見できなければ意味がない、とのこと。

さすが亙氏。氏のこういった面をトレースするだけで私のマインドも刺激されます。キャッチアップするだけでなく、10年以内に肩を並べたい!

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▼積読本の一歩手前な本から。

・動物化するポストモダン
(東浩紀/講談社現代新書)

この本を手に取る契機となったのはリンクにもある青さん(http://www.note.ne.jp/diary/17437/)の一文です。また、脱サラ受験生さん(http://www.note.ne.jp/diary/11785/)が書評をアップされていたので記憶が再活性化。オタク文化を題材にした、彼らの嗅覚触覚を理論的に構築したもの。“動物化”という解釈へのなめらかな展開が秀逸。

・世界がもし100人の村だったら
(池田香代子 再話/マガジンハウス)

“再話”とはインターネットのチェーンメールを元に組み立てられているためです。題材の通り、地球の人口を百分率で表した総論のような読み物。最初の数ページは算数(否数学)の問題化と思いました。男女比、何人に1人が〜宗教、など。最後に「さて、ジェニファーは何語を話す何教徒でしょう?」、と聞かれるかとちょっと想像してしまいました(笑)。

肝心の内容はというと、エネルギーや富の分配の不均衡、貧困と相対文化などを満遍なく触れています。“経済格差是正”などに一面集中してしまうと、他の問題が見えなくなる場合があります。そのようなときに見かけると程よく集中を散らすことができて有用かもしれません。

ただ、オビ宣でいうほど“良い話”ではなく、“無難な話”程度に捉えた方が結果を残すでしょう。私が「何よりいい話だ」、と感じたのは“チェーンメールなのに途中で途切れたり、茶化した文を書き加えた人がいなかった”点。相当良質なコミュニティを循環したのでしょうね。チェーンメール自体は好ましいものとは言い難いですが。

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とりあえずこんなところでご容赦を。

Pen4でもDDRメモリ使えるものが出ているそうで。ベンチと価格を検討してみる価値あるかな?そういえば当家の3年目のマシンでPSOver.2のデモ版動きました…!推奨スペック高く書いてあるけれど、フレームレート落とせば動作はします。動作は。

ハードのスペックもそうだけどより大事なのは回線品質とサーバの安定性だからなぁ、チート対策も含めて。ではでは。

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