◆「語るより示せ」。◆
2001年12月25日▼やっぱいい店だね。
某所スターバックス制覇しました。
↑私とMz氏でのみ通用する隠語で「制覇=閉店時間までいること」を意味します。22:00閉店なのに、催促されることもない。いいねぇ〜。
********************************************
文庫本と出かける日。
先日のCDを受け取ったあと、紀伊国屋へ。イロイロ立ち読み。
●2ch研究本
読んでみて、「意外に自分って2chのこと知ってたのだな」と思わされる。東芝クレーマーや日本生命騒ぎなど、有名になる契機となる事件を例に挙げて“二面性文化”を論証。ハレとケ、もしくはタテマエとホンネ。後述する森文庫の内容ともリンクするが、これからの世界の革新性がトップダウンではなく、組織図が個人から記述されることになる、の兆候を感じさせる。
また、ひろゆき氏への興味も微妙に湧いてくる。商業ベースに乗るまでの同掲示板の流れを追うことは、彼の人格を追うことと同義であるように感じる。
アスキーアートの章で重要視されるべくは、「ギコネコに意味を持たせる点」、「テキスト媒体から大衆化させる組み合わせを発明する」、「コピペによる派生形・氾濫を誘発する」、の順番だと個人的には思う。
#今回はページ数のわりに立ち読みで読破できたので
#購入には至らず。
●都立水商
某Web書店で人気だったので関心ありました。なるほど、最後まで楽しく読めそうな実力アリ。ただ、私にそれを受け入れるだけの時間的・精神的余力がないために読みきるのは難しいだろう、と判断(こうして本もゲームソフトも溜まっていく)。
商業高校、競馬学校もあるのに、どうして水商売の学校が無いんだ〜!、というムチャな要望から設立。男子はウェイター科、ホスト科、バーテン科、ゲイバー科。女子はキャバクラ科、ヘルス科など。「どうしてヘルスとソープの科が一緒なの!?」とオカマの教師が懇願するさまはかなり笑えた。
ね?読みたくなったでしょう?
●最終兵器彼女
最終巻。購入。結末へ向かうまでの雰囲気が秀逸。作品を通して見てみると、流れのプロットに一番興味を惹かれるものがある。彼と彼女のストーリーのためになんと語り部が多いことよ。背景にCGを多用したコミックに初めて触れたけれども、違和感なし。脳内でコマとコマの間を映像化できたので、ムリに映画化しなくてもいいかな、と思えた。
作者から受け取ったものを、どう消化して出力すべきか。
「じゃ、オレ行くわ。」
「ごめん。ごめんなさい。ごめんなさい。」
いましばらく余韻に浸ることにしよう・・・。
●森博嗣のミステリィ工作室
スタバで読了。折り返したページ14P。次世代のオンラインゲーム(非戦闘系)のヒントを頂く。ゲーム屋じゃないけど。セメント会社の社内報に寄稿した原稿、オブジェクト指向の理解に役立つ。
“手段(=インフラの隠喩)と情報伝達(=コンテンツ)”の話で、
「スペースシャトルに乗って、温泉旅行にいくみたいだ。」
のくだりに説得力を読み取る。TV欄を埋めるためのどうでもいい番組のようだった、私のWEB日記に少し反省。所詮私もDiaryNoteの枠組みの中で物事を当てはめていた事実を再確認。世間のIT不況も同様。ハードもソフトも単体では意味が無い。複合していても、関連していなければ意味を為さないということ。いっぱい書きたいから、あとでまとめようかな。
ではでは。
コメント