取り入れた書物が溜まってきたので簡単に列記。インデックスもしくはただのメモ。


●ダカーポ(雑誌)

Book of the Year ’01特集。近年見つづけていますが、今年は薄い。しかも同ページの端にトーハンの広告欄が!書店でフェア開催するほど影響力の強い媒体になっていたのか<ダカーポ。

ここに載っている本で読んだことがあるものっていうと・・・

・「タリバン」田中宇
・「新しい歴史教科書」
・「暗号解読」サイモン・シン
・「批評の事情」永江朗
・「世界を揺るがすイスラムネットワーク」佐々木良昭
・「スカイ・クロラ」森博嗣
・「テレビゲーム文化論」枡山寛


これから読みたいものっていうと・・・

・「人はなぜコンピュータを人間として扱うか」大塚英志
・「原爆から水爆へ」リチャード・ローズ
・「ファーストフードが世界を食い尽くす」エリック・シュローサー
・「マクナマラ回顧録」ロバート・S・マクナマラ
・「インストール」綿矢りさ
・「人間時計」声
・「さらに、ああでもなくこうでもなく」橋本治

一番下のは広告批評で少しずつよんではいるが。振り返ってみると、“今年”という尺度では本を選んでいないような気がする。少なくとも私の場合だけであるが。もし、これが書籍という商品の一般的な性質だとすれば、“返本制度”というのは需要に合わないシステムだということが出来る。加えて、日本の批評文化についても不具合があると云える。

関心の無い本が平台に高く積み上げられていて、欲しい本は既に背陳でも無い。平台の本を紹介するのは新聞の数行だけ。批評活動はその半分を紹介記事の役割のために割かねばならない現実。読みたい本はネット書店で購入するのが一番効率がいいみたいですね。素人批評も、その人物が分かっていれば活用に値する行為ですし。


●マリィの奏でる音楽 下巻(コミック)

普段マイナなコミック描いている作者とは思えない正統派作品(というべき?)。いやいや、「π」等がアングラだとはいえないのですが。ともあれ完結。ファンタジーと機械文明、作者の解釈をただ聞くのみ。この方面にあまり持論がない人間なので、抵抗はなし。FF6でもプレイしていれば話は別なのかも。

●女王の百年密室(コミック)

森氏原作。まず値段が2割程度高かった(186Pで700円)のに目が行ったけど、非常に丁寧な作り。森氏はコミックが未だ低俗な文化として扱われていることに不公平を感じているようです。取次ぎ・出版社には「安ければ売れる」という気持ちがあるのでしょうか・・・。低年齢化を招くというけれど、表現力に富む手法ですね、漫画化って。果たして想像力とのせめぎあいは??具象してしまうと子供の精神性の発育を阻むのでしょうか?検証する手が私には無いので踏み込めない・・・。

あぁ、そういえば原作読んでないや。コミックの方?線に自信があるにも関わらず繊細さと浮遊感のある、不思議な絵です。

●おせん(コミック)

日本の文化。特に江戸系の味がわかります。“粋”とはこういうものだ!最近「本物の味」と名打つ老舗が多くなって嘆かわしい。昔々はそれが当たり前だったのにね。氷が無い時代の“洗い”か・・・。なるほど。

●ベルセルク22巻、蒼天航路

定番。え?目新しい出会いの無い読み物もいいじゃん♪安心して読めてさ〜。どっちも残虐シーンあるけど(笑)。


さてさて。明日はコミックマーケットらしいですよー。さぁねー?出迎えには行ってあげようかな。

ではでは。

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