◆階段の歩幅(たまに1段飛ばし)。◆
2002年1月18日▼おひさ、でした。
一週間空けてしまいました。また少しづつ書いていきます。
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この一週間でメモ書きしたことと云えば・・・成人式でしょうか。既に結論は(各々の中で)出ていると察せられるので控えめに。
小説家の田口ランディ氏は「明日から突然“大人になれ”と言われてもムリ」という。テリー伊藤氏は「世の中の情報量が(昔と比べて)多くなっているから、成人式は30歳でするべき」と。
これらの解釈には一定の拠り所があることが分かります。田口氏のは
・“人生の階段”において、19〜20歳の間は極めて段が高い。
ということだと思います。実際にはそのタームだけだとは言いがたいですが。もう一方のテリー氏は
・子供の成熟には時間がかかるようになったので、その分、社会全体で面倒の応分を負担すべき。
ではないでしょうか。いずれにしても“大人”に変化する区切りは用意すると読めます。
さて、至極当たり前のことを。日本の税制は累進課税制です。収入の多い人からはより多く納めてもらう制度です。??論理が飛んでますか?いやいや、日本の税制の抱える欠点と成人式には関連性があるのですよ。
ご存知のとおり、103万円以下の収入だったら配偶者特別控除で住民税はかかりません。141万円超えると扶養家族から削除されたり、とまぁこの辺はいいですが。つまり何が云いたいかというと、19歳と20歳との間の壁は、103万円の壁と同じシステムを採っているのです。高い壁。
加齢していって、突然20歳になったらその価値が高くなる、とは私には思えません。同様に「持ち出しになっちゃうから働くの控えましょ」、というのも合理的な境界条件だとは考えられません。ならば、あまりにも段階的すぎるこれらの制度に連続性の要素を導入するべきではないでしょうか。
仮に20歳で成人とする場合(まだ何歳が適切かは不定)、前もってその日を準備して迎えられるよう、施策を施しておくことが求められます。昔は“成人の誓い”なぞを中学生のころに書かせたようですが、今はどうなのでしょう?
また、税制でいえば、課税対象金額の分類を細かくし、現在の課税の下限を50万円程度から、にして、累進課税制を残すにしろ、課税の棒グラフができるだけジャギーの小さい曲線に見えるように変えるべきではないか、と考えます。ムリヤリ示すとこんな感じ↓
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(現在) →→ (想像図)
*X軸:課税の収入金額の区分け
Y軸:納税額(左右図ではグラフの高さは比例してません)
**どーやっても↑のグラフがずれます。もう無視してください。
これは必ずしも増税ということには当たらず。現在無税の人からも僅かながらに応分負担してもらうことによって、責任を分担していただくことを意味します。もちろん、収入対税額の設定は一番大事です。また、パートタイム労働で労働時間調整するなどのロスを無くすために行うので、家族の総収入で計算すべきかもしれません。無論、現行法で低所得者に配慮している無税の部分は考慮せねばなりません。というわけでトータルで考えましょう。
いろんな特例・例外が存在するから机上の理論で快刀乱麻、とは行きませんね。
要は「どちらも連続性を」、ハイおわり。
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「ラーメンを有り難がって食うな!」
勝手に思ってるだけです。店に並ぶのは自己責任だからいいんです、苦痛ですけど。でも説教されながらヘコヘコして食べなければならないんだろ?ラーメンも寿司と同じく、大衆食じゃなくなったのかな・・・。味のために他の全てを犠牲にして食べにいく・・・。う〜ん、良くも悪くもないけど特異な光景かも。
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ちょいとアーカイブしただけなのでこれまで。ではでは。
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