◆Much desire on Earth has come true ?◆
2002年3月21日以前、この日記でも取り上げましたが実現の可能性濃厚のようです。
http://www.asahi.com/politics/update/0321/003.html
また、現在TVCM中のツーカー・メッセンジャという携帯電話版インスタント・メッセージ(ICQ等)が実機に搭載されました。
http://www.tu-ka.co.jp/common/tkm/index.html
たった二つの事例ですけれども、「実現してほしい!」と願っていたことが外郭を得て、目の前に登場しつつあります。この世の中は誰かの願いを具現化するために存在するのかもしれない、などと夢想してしまいそうになります。
それはさておき、興味を惹かれるのは実現へのアプローチの仕方です。上記の例では
▼結果を求める声
↓
▼テクノロジーの接近
という形で具象化しました。インテル社があるからビデオ編集したい、などという手法とは逆のアプローチですね。鉄腕アトムを観て育った世代が人型ロボットの素地を形成したことに似ているなぁ、と所感を抱きました。
そんなとき、書店でまたまた環境と興味がリンクしました。雑誌「Robot Journal」を偶々手に取り眺めていたのですが、この雑誌の編集方針が、所謂、文系的なのです。メカニカルな解説、製作者&研究者のインタビューもあるにはあるのですが、メインのコンテンツは「あれがしたい、これがしたい」という欲望なのです。消費者需要とも換言できますね。
なにも専門知識も持たない、ただ神にすがるかのような面持ちで日々の泡とする泡沫…。神は雲の上ではなく、人間(じんかん)の中にあり。それもアダム=スミス流の神でありました、とさ。
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