◆曇りの日の風景。◆
2002年6月11日また文庫本を買い足す。
ラインナップの幅を広げて、つまみ読みできそうなくらいです。キャッシュフロー・ゲームの本(まとも)から、マン盆栽(非まとも)まで。そろそろ英語とビジネスを充実させていきたいな〜♪なんて。時間がないので無理ですけどね。
あ、さてさて。書店を出たのが19:30。東京の空模様も悪くなってきました。雲が流される速度が尋常ではなく、コーヒーに注いだミルクの如き対流を上空で始めています。そしてひとしずくの雨粒。そろそろ帰らないと…。
雨がアスファルトに溜められた熱で気化したためか、地下鉄の入り口から吹き上げる風もおとなしめ。スーツの裾と前髪をバタつかせるいつもの強風がない、というのもやや淋しいもの。地上の飽和水蒸気も地下へ下っているようで、どこに行ってもジメついた暑さが追いかけてくる。それが電車内の冷房に冷やされて、布地に舞い降り肌をひんやりと冷やしはじめる。
長雨の季節の足音。
じめじめ。
ひんやり。
はい、わるくありません。季節の機微を感じるセンサーはまだ健在のようです。
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