鮮やかな記憶と共に。そして木漏れ日と蝉しぐれをBGMにして。歩き出す姿はまさに戦場行進曲(マーチ)!

のんびりとした休日を過ごしてきました、五円煎餅です。世間(属するコミュニティの中ではメジャな部類)の一大イベントには、とりたてて関心も事前の準備時間も取ってなかったので、消化したいことから順に過ごしてみました。

まず“何もしない時間”………、と云ったら大いに関西弁で空手チョップつっこみに値することでしょうか。一様に惰眠であるとか、TVゲームしてみるとか、そのようなことであります。くつろぐ目的が達成できればそれで満足。

無為に過ごす時間はそれくらいにして。日頃から評判を耳にしていた映画「スターウォーズ」を観に行きました。日曜日ですし、渋谷・新宿の映画館は混雑しているだろうと予期できますので、ちょっと都心から外れにあるシネコンまで足を伸ばすことにしました。

閑静な住宅街が目視できる、昔で云ったら「京都に対しての小京都(山口あたり)」的な落ち着いた佇まい。環境もちょっとだけ気品ある雰囲気で、観劇の際の低ノイズも期待できそうです。また、その映画館を選択した理由の一つとして、“音響設備の完備”がありました。以前、渋谷の某駅前映画館(直球?)を利用したとき、音割れ・モノラル・廊下の照明がドアを開けるたびに差し込む、という「料金返せコンチキショー!」並みの体験をしてしまいました。2時間あまり体を預けるのですから、快適に、安全に、楽しみたいですよね。

さてさて、ノウハウを積み上げたこだわりなぞを公表しても先が進みません。自重して感想を。

「CGにはスピード感が一番似合うな!」

エピソード?の特色として印象的だったのが“リアリティ(リアルさ)”と“スピーディ”。ライトセイバーの殺陣にしても、乗り物のダッシュにしても、前述した2つのポイントが陶酔と爽快感を感じさせるものでした。

自分の経験からリンクを引き出してみると、それらの要素はTVゲームに繋がりのあるものではないか、と思い至りました。「リアリティ」=仮想空間で物事を成り立たせるのに必須のもの。リアル=現実、とは全くベクトルの異なる世界。その場にあるように感じさせる、ものでなければ独特の2次元皮膚感覚を取り込めません。また、「スピーディ」=速度と時間。物語に序・本・結があるように、それにも戦術的な区切りが存在します。スピード感が爽快感をもたらすからといって、切れ目なく見せられては慣れが生じてしまいます。一枚絵として鑑賞に耐える部分・スピード感を得られる部分・演技に唸る部分、そんなブロックを組み合わせて2時間強の映像が構成されているのです。鑑賞後に無性にバーチャロンをプレイしたくなったのはそのためでしょうか!?

ジェダイ騎士団の多勢に無勢な戦いは勝新太郎の「座頭市」のごとく、ただただ強さに憧れさせます。終盤の殺陣は鍔迫り合いの迫力に息を呑むのみです!古来の「オトコノコの夢」……惚けられても仕方がありませんね(苦笑)。

もう一度見たいなぁ…、これ本音。私的価値4300。ムリを通すのがエンタテイメント!?予備知識がなくてもとりあえず楽しめます。今日は浪費しましたが、ごちそうさま。


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