呼吸するのに意識してしまう。気管が細くなったみたいで、ちょっと苦しい。

---

舞城王太郎「煙か土か食い物」、読了。

リズム感の良さは以前と同様に“乗せる”テンポ。その連続間とときどき挿入されるスタッカート。ホント、曲を聴いているみたいです。執筆を生業にしている人から見れば、段落切り替えがほとんどなく、セリフが文章に飲み込まれている、そんな構成はルールから外れたものに映るでしょう。ま、世の中の新たな風は規格外から生まれるものですから…。

知らず知らずのうちに、バイオレンス風味に挑戦してしまいました。ちょ〜っと「うぇ」ってな描写もありますけど、奇妙か神妙か、筆のノリが抜群なんですよね。嗚咽感を抱きながらもページをめくる手を止められない!ふぅ、久しぶりに通勤電車内以外でも読書したなぁ(だって続きが読みたいのさっ)。

五円煎餅の“気になるエンタ”リストに追加大決定。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索