◆足跡を記す。◆
2003年1月6日明けましておめでとう御座います。
…と2003年最初の口火を切ってみました。「毎度のことなれど」、このような台詞が咽喉から出掛かっては諦め、飲み込み押さえようとするのは若さが永遠ではないが為かもしれません。また、誰にとってもおめでたい正月、というのも有り得ないことでしょう。都市部で暮らす人間にとっての“いい天気”=晴れ、が一面しか見えない立場のものにとってのエゴであることのように。
あまりに根を詰めた話も窮屈ですし、最小公倍数としての“めでたい”イベントもやはり存在した方が社会全体にとってメリットたり得るでしょう。堂々巡りの末にスタート地点に戻ったのも恒例行事であることの証左かもしれませんね。
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さてさて。
年末〜年始にかけて9日間休暇を頂けたので、のんびり過ごすことが出来ました。例の如く羅列&コメントなぞ。
◆温泉どっぷり。
露天風呂にて星を眺めながら瞑想。前日に積もった雪に囲まれながらだったので、髪凍る寸前!首から下との温度差で二重にぼ〜っとしておりました…。
◆ビデオ見まくり〜
観ようと決心していたわけではありませんでしたが、自然と集まってきました。
「∀ガンダム〜地球光&月光蝶」
TV版視聴が断続的だったため、記憶を補完しながら見ることが出来ました。主役のディアナ&キエルにより一層焦点を当てた丁寧な編集。戦中・戦間期を描いたガンダムシリーズはありましたが、戦後を積極的に描こうとしたシリーズは今作が初めてでしょうか(裏付はありませんが)。冷凍睡眠で永年人類を眺めていたディアナが、山深き地で静かに滅びを迎えることを選んだ描写には、BGMの効果も相まってグッとくるものがありました。
「ハリーポッターと賢者の石」
今更なのですけれどね(笑)。TVプログラムでの「作者インタビュー&同行ドキュメント」を観て興味を覚えたのでレンタル。原作は全く手を付けていないので映像作品からの情報が全てではありますが、丁寧に作られていますね。ほかの言葉に置き換えると?ハーマイオニー!(落ちは付きました?)
「スパイダーマン」
主人公がティーンの男の子な為でしょうか、日本語字幕なしでもそれなりにリスニングできるものですね(まぁアクション映画ですし)。これ位カツゼツ良く遅めに喋ってくれれば、英会話に構えてしまう事も少なくなる、かな?DVDビデオの字幕・台詞の選択機能に感心しちゃいました。
◆「サイコロジカル(下)」西尾維新著
上巻は冗長で眠気を催すものでありましたが、下巻は著者お得意の動きのある、そしてちょっとだけ痛々しい姿を見せてくれました。シリーズを通じた登場人物の過去が明らかになってきて、エンタとして快活な作品と仕上がりました。
◆のんびり。
説明不要か。
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そんなわけで本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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