◆Private Routine and the Four Seasons.◆
2003年1月24日週末は長年温めてきた鍋会。金曜の夜から始めたから眠くなってしまいました……。
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メンバーがメンバーなので、土曜日は秋葉原に買出し。大きな物欲は無いものの、漱石数枚な物欲が沸々と湧いてきてしまう。128MBメモリスティック(地図と辞書データの保管用)や、EIZOの17inch液晶パネルなど、下準備して行けば適切なものを引き当てられるであろうけれど、購入リストの整理も財布も整っていないのでパス。と、いうわけでその場の雰囲気に身を任せた買い物になりました。
>>ヘッドフォン ATH-EM7
オーディオテクニカ謹製。雑誌の広告を見かけただけで一気に惚れ込んでしまいました。探そう買おう、と悩む瞬間も待たずレジへGo!アルミ削り出しのアモルファスな光沢、アクセサリとしても小技が効きそうなフォルム。普段なら第一義に“音質”を聴き比べた上で判断するものです。が、このデザイン性の高さは其れを凌駕する魅力を放っているように映りました。他とは一線を画する高貴なデザインを持つものは性能もまた備える、と云いますし…(一部な支持者)。
で、買ってみたところの所感。充分に納得させる音質でありました♪プラスティックの空間で共鳴して音が柔らかくなるこのサイズの一般製品と違い、音の端々まで再現するシャープさが目立ちます。値段も手ごろで普段使いに耐える割に、いい買い物できたかも。デフレだからって値段で勝負するもんではありません、ってエールにも。
http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/ath-em7.html
……余談だけれども、5年ほど前までヘッドフォンと云えば、
1.耳をすっぽり覆い、頭の頂上でスピーカを支える形式
2.耳の穴に捻じ込む形式
の2つしかなかったように記憶している。其れを最初に打ち破ったのが「髪型に干渉しない」ことをコンセプトとしたソニー製品だったように思う。エポックメイキングな発想が、数年の熟成期間を経て、ここまで行き着いたのかな。………そのおかげで世に似非マルチが増えましたけれど(笑)
>>STAND ALONE COMPLEX O.S.T
菅野よう子氏作曲のTV版「攻殻機動隊」サントラ。多才で耳馴染みの良い音楽を定期的にリリースしてくれます。「マクロスプラス」の頃からなので並みのファンですけれど、気が付くとMP3プレイヤの選曲の中に加えてしまいます。
>>きみのカケラ
高橋しん氏著。単行本でしか読まないので「最終兵器彼女」以来か。いつからだろう。この著者が閉塞感の漂う雰囲気の物語を描くようになったのは。暗闇の中で星の瞬きを見上げるような、いとおしい気持ちを喚起させる物語に没入するように私がなったのは。見守りましょう…。
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