◆アンテナ。◆
2003年4月20日「興味あるものに対しての好奇心」
関心があればこそ、アンテナを高く張って(“張る”というからにはパラボラでしょうか)世に出現しては通り過ぎていく情報をキャッチしようとする。では、仮にキャッチできなかったとしたら、それは関心が低かったためなのか。それともアンテナの感度が低かったためなのか。調べるための環境は雑誌にせよ、Webにせよ、いくらでもあるはずなのだけれど。
大学の授業「メディア・リテラシー」で、流行の発生曲線(名称は失念)が題材になった事がありました。アンテナ感度が高い一部の人がまず最初に注目し、それに続くフォロアがいて、世間で注目されブームになる頃には事象は最盛期を過ぎている、と。ブームという関心の洪水に押されて、粗製濫造なティラミスが世に溢れる頃に過半数の人が乱造されたそれで評価されてしまう。……かくして膨張を続けたブームはありふれたため息と共に破裂する。
結局「乗り遅れたことに気付いた」だけなのですけれど。一日遅かったのか、と気付いてみても後の祭り。全然関心を払っていなかったから当然の帰結ではあります…。
え?何のことか分からない!?「ラーゼフォン」です。
http://www.rahxephon.com/
ときどきディープな側面があることに、ときどき自分でも、驚かされます。舞台挨拶があったんだってさ。ちゃんちゃん(終)。
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