世間のことはあまり気にせず、使える休日くらいマイペースに行きましょう♪

---

 見てきました、「ラーゼフォン」。TVCMやっているというのに、都内でも2館でしか上映していないという不便さ。むぅ。池袋の映画館は入った事は無いけれど、新宿(コマ劇隣)のは狭いし外の雑音結構拾ってしまうのです…。愚痴を云っていても詮方ありませんが。

 TV放映されていた頃には数回しか見たことがありませんでした。それ故、シリーズのダイジェスト版で概要が分かればいいかな、と久しぶりに期待(正確には特定の希望)を抱いて席に着きました。私が視聴した数少ないTV編では、アニメーション業界の縮小再生産を垣間見た辺りで興味をなくしてしまいました。とは云え無から創造することばかりを生業にするのも大変なこと。時間の経過と共に許容できる部分もできてきたのでしょうか。

 〜〜〜上映中〜〜〜

 スタッフロール。2時間を追憶しております。主題歌と共に記憶したものを並べ替え、感想を紡ぎます。映画用に編集したこのサイズで世に出すためには、訴えたいことを絞って集中的に突き詰める、という選択肢がビンゴだったようです。少なくとも映画版では二人の登場人物を主軸に物語が織り成されてゆきます。その主軸を際立たせるために母親の記憶エピソードや、終わりの予感を纏ったガールフレンドとの逃避行、などが添えられます。時の障壁に隔たれた恋人、そしてその他大勢の語り部。

 坂本真綾嬢の主題歌が主人公の気持ちを象徴しているのだな、と暗がりの中でぼんやりと噛みしめます。ダイジェスト版、ではなくリマスタ版、と云えましょうか。私的価値1800。関連書籍やTVゲームまで手を広げる気は起きませんが、レンタルビデオ店で全館通して見てみようか、と思い始めています。

 映画を見ると休暇した感じがします。よきかな。


コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索