◆あるべき姿と有り様。◆

泣きっ面に雨。

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■類似。
共感は求めないけれども、「恋は楽しい」というより、「恋は苦しい」との印象がある。ただ其れでも「楽しい瞬間がある」のは確か。これと同じ意味で、「仕事は苦しい」と思う。夢中に取り組んでいる時間は一瞬間で、苦しい時間はどろどろととぐろを巻いて、時計の針に絡み付く。そうして終末には胸を圧迫する心苦しさを残して往く。

やりがいは有る。だけど苦しい。お客様の存在をひしひしと感じる。其れゆえ苦しい。積み上げてゆく実感がある一方で、忌々しい洪水が堤防を突き崩してゆく。

答えが自分の中に必ずしもある訳ではなく、だからと云って他者が持っているということもない。誰かと私の間に転がっていて、指先を傷付けながら拾い集めることになったりもする。

冗長に書き記したが、肝心な部分は気付いている。そして何より、こんなことを書ける高揚感の方が何倍も貴重である。これを記すのは明日の自分への、今の自分からの忘れ形見。