2003.06.02
■忘れそうな記憶を覚え書く。

 昨日のテキストで『自分の分身、キャラクタを失う』ことを書いた。ほぅ、と控えめに息を吐いてみて、あることを思い出しました。

 「Five Star Stories」(永野護著)で、星団史上初めて生まれたファティマ(←マシンの制御・分析を行う人工生命体)に老衰死が訪れるシーン。永遠の寿命を持つと考えられていたファティマに、初めて寿命による死が訪れた。この物語のように、安らかに健やかにネットゲームの寿命が訪れ、自身の分身たるキャラクタデータにアクセスできなくなる。二つの事象に共通点をどうしても見て取ってしまいます…。

 遠吠えに近いものかもしれませんが。

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