◆時壁を見通す穏やかな瞬間。◆
2003年9月17日ときどき立ち止まってみる。後ろを振り返り、何を捨ててきたのか、思い起こす。
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昼休み、たまには公園でランチでも、とお気楽にサンドイッチと文庫本を片手にのんびり過ごす。四方を壁で囲まれた社員食堂で食べるのと異なり、空は無限大に開放されている。
忘れたものを取り戻すのは、こんなときなのでしょうか。文庫のとある単語がキーワードとなり、深い忘却から霞が晴れるように昔の事を思い出しました。
時間のスパン。仕事を始めてから、今日明日の事ばかり考えていたように思います。5年、10年先の未来像でさえも、業務に流されて、そして追いつこうと必死で、近視眼になっている自分に気がつきました。「こんな未来に導こう」と力を振るって自ら道を歩むような(切り開く、までは行けてません)、そのような感触を忘れかけていました。100年先まで想いを至らせるように、淡く希望を抱いてます。
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