明けました。おめでたい方には「おめでとう御座います」、そうでない方には「一緒に立ち向かいましょう、戦友よ」。

---

 実家に帰省。社会人になって二回目の正月を迎えました。今年になってやっと

「金を稼ぐ立場になったのだなぁ」

と実感。親類縁者が集まる宴に、赤ちゃんが1人、今年から追加参加になったのです。率直に支えてゆく実感を持ったというか、恥かしながら何と云うか。

 旧家に訪れるのにも、手ぶらでは帰り難いかも?、と気にし始めたのも今回から。囲碁でも打てれば別なのかも知れぬが。

----

 昨年までと確実に変わったこと。"区切り"を付けることを躊躇しなくなったこと。以前までは、事象を分かつものについて連続性をより重視するべきでは?、との考えからピリオドは敢えて置きませんでした。心変わり(?)したのは、人一人の生というモノサシで計れる長さに感傷を覚えるからです。

 地図にもそれぞれの縮尺によって役割が違うように、歴史と人生を見詰める立場によって、視点は異なるべきだと思うようになってきています。大きな流れ、潮流を生み出したいとの職業観は変わりませんが、時には本人にしか価値が無くとも海岸線まで緻密に記録した地図を眺めたい…、そんな気持ち(ほのかに)。

 夜の雑踏の中で。凍える手足を縮めて。石畳をゆっくり進みながら、眼に映る景色を凝縮して。電子の眼で切り取ってみました。

http://www9.wind.ne.jp/bluesphere/xm/20040101_beginning.jpg

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索