◆Last Regret...?◆
2004年1月27日■2004.02.04 Last Regret...?
これから一つの機会を目の前で逃したある男の話をしたいと思う。…いぇ、他人のそら似かもしれませんし。
1/27(火)東京都庭園博物館にて『レベルX 著作権セミナー』が開催されました。ACCSという団体が主催した、「テレビゲームと著作権の関わり」をテーマに講演と対談が行われました。
そのとき男は「鳥インフルエンザの特効薬と製法特許」について関心を抱いており、"排他的権利はどの程度まで認められるのか"、という点に問題を抽象化して、ソフトウェアの知的財産保護の観点からヒントを得たいと考えていました。
会場は内輪の同窓会のような雰囲気も一面醸しており、ファミコン創世期のメンバーの懐かしさから来る談義が、そこかしこから漏れていました。男は供給メディアの主流がCDに変わる時点で業界に参加した新参であったので、ひっそりと席で開演を待っていました。
講演は聴講者から質疑を求め、それに対して壇上講演者が事例と考えを述べていく、という進行を採っていました。つまり、男が望んで手を挙げれば興味の題材に引き寄せることも可能であったのです。
しかし男は手を挙げませんでした。聴衆の一群から飛び出すことを恐れたのです。おそらく男は会場をあとにする足を踏み出す度に、不可逆な時間を思い返し、悔いたことでしょう…。
さて、後悔を反雛するのに充分な数日が経過しました。偶然、とあるウェブサイトで『不正アクセス』を行ったとして逮捕された某大学の研究員の話題を身掛けます。紙媒体を主とするニュースサイトと、セキュリティ関係を取り扱うサイトとでは、事実の確認と見識に解像度の差が見受けられます。
中略。
問題点は『物差し』と『適用』について基準を作成すること。また、被害者ではなく加害者としての側面を自覚すること。
*参考リンク
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/0402/06/epn04.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0402/04/news020.html
http://slashdot.jp/article.pl?sid=04/02/04/0531248&topic=92&mode=thread
これから一つの機会を目の前で逃したある男の話をしたいと思う。…いぇ、他人のそら似かもしれませんし。
1/27(火)東京都庭園博物館にて『レベルX 著作権セミナー』が開催されました。ACCSという団体が主催した、「テレビゲームと著作権の関わり」をテーマに講演と対談が行われました。
そのとき男は「鳥インフルエンザの特効薬と製法特許」について関心を抱いており、"排他的権利はどの程度まで認められるのか"、という点に問題を抽象化して、ソフトウェアの知的財産保護の観点からヒントを得たいと考えていました。
会場は内輪の同窓会のような雰囲気も一面醸しており、ファミコン創世期のメンバーの懐かしさから来る談義が、そこかしこから漏れていました。男は供給メディアの主流がCDに変わる時点で業界に参加した新参であったので、ひっそりと席で開演を待っていました。
講演は聴講者から質疑を求め、それに対して壇上講演者が事例と考えを述べていく、という進行を採っていました。つまり、男が望んで手を挙げれば興味の題材に引き寄せることも可能であったのです。
しかし男は手を挙げませんでした。聴衆の一群から飛び出すことを恐れたのです。おそらく男は会場をあとにする足を踏み出す度に、不可逆な時間を思い返し、悔いたことでしょう…。
さて、後悔を反雛するのに充分な数日が経過しました。偶然、とあるウェブサイトで『不正アクセス』を行ったとして逮捕された某大学の研究員の話題を身掛けます。紙媒体を主とするニュースサイトと、セキュリティ関係を取り扱うサイトとでは、事実の確認と見識に解像度の差が見受けられます。
中略。
問題点は『物差し』と『適用』について基準を作成すること。また、被害者ではなく加害者としての側面を自覚すること。
*参考リンク
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/0402/06/epn04.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0402/04/news020.html
http://slashdot.jp/article.pl?sid=04/02/04/0531248&topic=92&mode=thread
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