◆人は月光に過去の残影を重ねるのかもしれない。◆
2004年4月7日■2004.04.07 人は月光に過去の残影を重ねるのかもしれない。
真宵の月明かりに誘われて。或る人はテーブルに肘を突きながら、また或る人は夜道でポケットに手を突っ込んで歩きながら、頭上の朧月を見上げる。月光はただ太陽光を照り返す現象である、と知っていても、柔らかで体を包むようなその明かりに安らぎを覚えるのは確かだ。
もしかしたら月は自らが発光体でないことに後ろめたさを感じているのかもしれない。この月明かりは太陽の借り物だよ、私が凄いわけではないのよ、と。遠く離れていても激しく燃焼する太陽の様は決して劣ろいを見せず、むしろ月に焦燥感を焼き付かせているようだ。
………。終業後、私も只だ月を見上げる。ビルの雑木林を抜け、両手を空を抱える様に突き上げれば、そこは天動説のパノラマだ。公園のベンチに背をもたれ掛けさせ、後頭部まで体重を預けたくなる!一つ深呼吸、すぅっ、はぁ。
太陽の様に、無から有を生み出す絶対的な天才がいるのは確かだ。しかし、有から影響を受け生み出す、または有と有を組み合わせて別の軸を示す、そのようなことも確かだ。壮大なプロミネンスから優しい光を醸してくれる。ミーム相互依存も応用者としての才能に違いない。少なくとも私はそう保証する。
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前置きなのか本論なのか。不明且つ不定でご理解お願いいたします。
真宵の月明かりに誘われて。或る人はテーブルに肘を突きながら、また或る人は夜道でポケットに手を突っ込んで歩きながら、頭上の朧月を見上げる。月光はただ太陽光を照り返す現象である、と知っていても、柔らかで体を包むようなその明かりに安らぎを覚えるのは確かだ。
もしかしたら月は自らが発光体でないことに後ろめたさを感じているのかもしれない。この月明かりは太陽の借り物だよ、私が凄いわけではないのよ、と。遠く離れていても激しく燃焼する太陽の様は決して劣ろいを見せず、むしろ月に焦燥感を焼き付かせているようだ。
………。終業後、私も只だ月を見上げる。ビルの雑木林を抜け、両手を空を抱える様に突き上げれば、そこは天動説のパノラマだ。公園のベンチに背をもたれ掛けさせ、後頭部まで体重を預けたくなる!一つ深呼吸、すぅっ、はぁ。
太陽の様に、無から有を生み出す絶対的な天才がいるのは確かだ。しかし、有から影響を受け生み出す、または有と有を組み合わせて別の軸を示す、そのようなことも確かだ。壮大なプロミネンスから優しい光を醸してくれる。ミーム相互依存も応用者としての才能に違いない。少なくとも私はそう保証する。
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前置きなのか本論なのか。不明且つ不定でご理解お願いいたします。
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