近頃土日はチャリンコな生活をしているのですが、梅雨入りで一休みな感じ。で、専ら昼休みにスポーツ店に赴いて自転車パーツを眺めて唸っております。日曜大工レベルの腕で改造できることは限られてますので、サドルやグリップなど「取り替えるだけ」しか行っていないのだけれど…。目的のためにはもう少し、手を入れたいと(と密かに?)。

 折りたたみタイプの自転車を購入する人には、それなりの理由があると思う。見聞きしたとある事例では…

(1)都心の通勤の足として
(2)輪行用途として
(3)収納スペースの制約のため

 (1)の事例で興を覚えたのは、省スペースになったとしても、必ずしも通勤手段の一つとして既存の通勤手段(例えば電車通勤ね)に取り込めない、ということでした。満員電車になりがちの路線では、必ず座れる駅からでないと持ち込み難い。その上座って足の間に収めることが出来ないと他の乗客に迷惑をかけてしまうこと。さすがに網棚に乗せるわけにはいきませんからね…。

 そんなわけで、ペダルを踏んでいけるところまで行って、疲れたら電車で勤務地までGO、という理想はなかなか実現しづらいご様子です。乗り換えなしで勤務地まで通える、家賃の高いところに引っ越す…その選択肢しか都心ではないかもしれません。

 一度チャレンジしてみたいのは、土日の電車が空いているときに皇居のお堀の周りをのんびりサイクリングすること。ネックとなっているのが「ペダル」。専用の収納袋に入れるのですけれど、ペダルが横に突き出て他の方に万が一のことがない、とも云えません。なので軽くて折りたためるペダルをただいまサーチ中。自転車の総重量はレジ袋に両手に詰め込んだくらい(10.5kg程度)なので、駅内の移動ももう少し改善の余地があるかもしれません。

 まだまだこの分野では初心者なので、行政にいちゃもんつける程には要望はないのだけれど。「COOL BIZ」に力入れるのであれば、同じく省エネ、二酸化炭素排出抑制、の目的を共有する自転車というアイテムに脚光を当ててもらってもいいのでは、と考えます。拠点内移動(A地点の周りをぐるぐる)の用途がこれまでの政策だとすれば、これからは拠点間移動(A→Bへの移動)も担う助力も十分こなせるアイテムなのですよね、折りたたみタイプって。

 公園や河川敷だけでなく、街中でこそ映えるものであって欲しい。そんな微かな希望を抱いてみたりするこの頃。

ISBN:4777801411 大型本 辰巳出版 2005/04/23 ¥945

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索