◆音の手綱、ひらり。◆
 フリ氏より、Musical Batonがまわって来ました。バトンと云うからには後にリレーを引き継がねばならない、と思うと同時にいつかゴールにたどり着くならミームの終着点としてひとつくらいは幕を引くのもありでしょうか?

 で。

 質問項目を眺めて、ふと興味惹かれるのが最初の質問。

(1)コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量

 PCユーザ(OS問わず)であるからこそ、音楽ファイルは前提なのでしょうが。その単位が「曲数」ではなく「容量」であるのです。

 例え話を挿入して恐縮ですが、NTTドコモのi-modeサービスが成功した理由は「ニッチな時間と小遣いのシェアを奪ったこと」と云われています。そしてその手段となったものが「コンテンツの豊富さ」です。デジタル媒体に課金が伴う場合、アプリケーションの持つ魅力とは無関係に「ひと山幾ら」的な割り切り方をされてきました。

 ここで「容量」と問われたときに「コンテンツ」と同義であるので、心中複雑になる方も、もしかしたらいらっしゃるのではないでしょうか。感動のD/Aコンバータは、かくも時代に忠実なものですね…。

 音楽の「容量」に関する質問と回答でした。

 さてさて、やっと本題。

(1)コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量
 →6.5GB(1870ファイル)。全てのディスクを圧縮フォーマットにアーカイヴしているわけではないですが、1997年からパソコンは違えどデータを引き継いできて、この程度。学生時代に購入したディスクの方が当時の想い出と紐付け易いです。

(2)今聞いている曲
 →「今」という区切りであるならば、HDDレコーダに撮り貯めた深夜放映のマイナな映画をBGM代わりに聴き流しています。座して音楽を楽しむシチュエーションは少なくなりました…。

(3)最後に買ったCD
 →間違っちゃいないが、死人ではないので「いちばん最近」と勝手に脳内変換(><)。

「BECK」サウンドトラック
「Groovin’ Magic」ROUND TABLE featuring Nino

 どっちもアニメーション出身だ…。BECKはフジロックっぽい雰囲気に惹かれて購入。もう一方は「トップをねらえ2」…らしい。いやはやOVA実は観てないのよ。TVCM買いしてみたら、意外にヘビーローテーション候補に。吐息も歌のうち。

(4)よく聞く、または特別な思い入れのある5曲
 →菅野よう子さん作品。それ系統で揃えてみると…。

「MACROSS PLUS」
 →躍動感、スピード感を抽象的に表現可能にしてます。すげ。
「攻殻機動隊(TVver.)」
 →近未来っぽさと、居心地のいいノイズ。
「Cowboy Bebop」
 →ノスタルジックな格好よさ。JAZZテイストで味付けてみました。

「Raystorm(-NEU TANZ MIX-)」
 →セラミックハートとか、好きな人はトコトンはまるが、逆もまたしかり。続編のRaycrisysもタイトルだけで震えます。
「WIPEOUT 2097」
 →ケミカル兄弟とかプロディジーとか。当時はしりだったテクノを集めてみた作品。お金無いときだったので、PSソフトをCDプレイヤに入れて聴いてた記憶が…。

 サンボマスタとかバンプも聴くけれど。語りたくなった順に記してみました。職についてからは音楽の優先順位、顕著に下がってるかも。電車の中とか「〜ながら」聴きばかりになっています。私の中で勢力が衰えたのではなく、適合するポジションを得たのだと思う。視覚を利用した作品は数回で飽きが来ますが、聴覚作品はリピートしても耐えるのが特徴の一つ。…となるとやっぱりケータイに統合されると利便性増すのかな、と想像ちゅ。

 いつの間にか、誰の目に付かないところで廃れるのもWebっぽいけど、明確にここいらでゴールテープ切っておきます。何等賞とかはないよ、気持ちの問題。

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